【韓国】発毛促進製品の虚偽広告、KFDAが消費者に注意を喚起

 食品医薬品安全庁(KFDA)は、化粧品が脱毛治療を標榜する行為は、虚偽・誇張広告に該当するとし、消費者に惑わされないよう注意を呼びかけた。発毛促進といった脱毛治療を標榜する製品は「医薬品」、脱毛防止と養毛効果を標榜する製品は「医薬部外品」であり、化粧品に該当するシャンプー、ヘアクリーム等は頭皮を清潔と毛髪の健康を保ち、栄養を補給するという効能のみ標榜することができる。

 昨年、化粧品の表示広告で標榜することができない脱毛予防、切断された毛髪への効果、毛髪の抜け防止、毛髪の成長速度の促進といった内容を標榜した広告違反の摘発件数は約156件に達する。

 KFDAは、今後もこのような化粧品の虚偽・誇張広告の事例を根絶するために各メディアを継続的に監視し、取り締まりを実施する。インターネットのポータルサイト関連企業にも協力を要請する。 消費者に対しても、化粧品の虚偽・誇張広告が疑われる場合には、KFDAまたは市郡区の保健所に報告するよう要請した。

2011.5.6 KFDAニュース
http://www.kfda.go.kr/index.kfda?mid=56&pageNo=1&seq=15000&cmd=v