【韓国】食品類型別食品添加物の適用ガイドを発刊

 食品医薬品安全庁(KFDA)は、消費者が口にする食品の添加物情報を簡単に検索できるよう、食品類型ごとにその使用が許容または禁止された食品添加物の関連情報を掲載した「食品類型別食品添加物の適用ガイド」を発刊すると発表した。

 現在、国内で指定されている食品添加物は品目ごとに使用基準が設定されており、どの食品に添加物の使用を許容・禁止しているか等の食品添加物に関する情報を把握するには、食品添加物公典にある各品目の使用基準を確認する必要があった。食品添加物の使用基準が設定された食品添加物情報を体系的に整理することで、必要な情報をより手軽に検索できるようにした。

 今回のガイドでは、食品類型ごとの定義および使用が許容・禁止された食品添加物情報 、さらには食品添加物の品目別使用基準等の173類型に関する食品添加物情報を 299ページにわたり掲載している。

 例えばマヨネーズに対する食品添加物情報を探す場合、同ガイドで「マヨネーズ」の項目を確認する。使用が許容された9品目の使用量(安息香酸等)、および使用が禁止された17品目(食用色素黄色第4号等)が掲載されている。

 今回のガイドは、食品製造業界や地方食品医薬品安全庁、地方自治体等の関連業務担当者の業務効率を向上させるだけでなく、消費者にも食品添加物情報を提供できる。KFDAは今後とも業界や消費者が必要とする食品添加物情報を継続的に提供していく方針だという。

 

「食品類型別食品添加物の適用ガイド」は食品添加物情報部屋ホームページ:http://fa.kfda.go.kr

参考URL: KFDAニュース 2010.8.6
http://www.kfda.go.kr/index.kfda?mid=56&pageNo=1&seq=12872&cmd=v