【韓国】KFDA, 漢方医術をデジタル化した医療機器を初許可!

食品医薬品安全庁(KFDA)は、顔面の形状を分析し、体質を判定する’韓方医療機器’を、国内の臨床試験で初めて許可したことを明らかにした。
※顔の形状解析:形状医学に応じて、人の顔の形や耳目口鼻などを測定し、体質を分類するための段階

今回承認された『漢方医療機器』は、漢方医術を初めてデジタル化した製品で、3次元顔専用のスキャナを使って顔を撮影し、顔の部位別の距離、角度、面積などを計測する。

独自に開発した’形状の診断アルゴリズム’を通じて’筋肉痛体質’や’膀胱体質’の有無を判定する医療機器である。

一般的に筋肉痛の体質は、’怒りが多く陰血不足’なので、’熱を下げて、血を補する’漢学的な処方をし、膀胱の体質の場合は、’陽気が不足し濕痰が多い’ため’気を補充したり、 濕痰を削除’の処方をすることになる。

KFDAは今回の『韓方医療機器』の開発は、漢方医療技術の科学化に大きな貢献となるものだと説明し、今後も国内の漢方医術を適用した医療機器の開発が活発にできるように許可のヘルパー制度などを通じ積極的に支援する計画だと言った。

2011.5.12 KFDAニュース

http://www.kfda.go.kr/index.kfda?mid=56&pageNo=2&seq=15039&cmd=v