《イベントレポート》【スウェーデン】Natural Products Scandinavia

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10月26日から27日の2日間、第2回ナチュラルプロダクツスカンジナビア展が北欧スウェーデン・マルモ市で開催されました。

展示会では、北欧5か国(スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、フィンランド、アイスランド)・約270の出展者によってビューティ&オーガニック関連製品、健康関連製品、ヘルスフード等が紹介されていました。

北欧5か国は豊かな自然を誇る農業国であり、また福祉国家としても知られていることから、植物の力を生かした健康へのアプローチが根付いており、サプリメント等の健康食品には地域独特の植物が利用され、コスメティック製品にもオーガニック栽培された現地の植物がふんだんに取り入れられています。「ナチュラル・オーガニック」という言葉がこの地域においては一過性の流行ではなく、古くから当然のこととして培われてきているという印象を受けました。

また、パッケージや広告などからも、ブランド・製品のイメージには北欧デザインの洗練された要素を感じ取ることができます。

展示会には、日本薬事法務学会が第三者認証機関を務める、ナチュラル・オーガニック化粧品認証「NATRUE(ネイトゥルー)」もスタンドを構え多くの認証取得製品が紹介されていました。また、理事のジュリー・ティレル氏による”NATRUE: a platform consumers and industry alike”と題した講演も行われました。

「ナチュラル・オーガニック」という概念が根付いている北欧各国は、NATRUE(ネイトゥルー)認証を取得しているブランドも多くあり、認証を取得している製品への消費者の関心も益々高まっているとティレル氏は述べ、またNATRUEの使命やEU(欧州連合)との共同プロジェクト、産業の持続可能性についての取り組みなど様々な事柄が紹介されました。

NATRUEウェブサイトhttp://www.natrue.org/(英語) http://natrue.jpn.com/(日本語)

2014年は10月26日から27日までの2日間、同じくスウェーデン・マルモ市で開催されます。

<開催概要>

名称:Natural Products Scandinavia

期間:2013年10月20日~21日

会場:マルモメッセ

主催:Diversified Communications

ウェブサイト:http://www.naturalproductsscandinavia.com/