韓中、化粧品分野の輸出入における協力約定を締結

 10月28日、韓国の食品医薬品安全庁(KFDA)は、中国との化粧品分野における協力体制を強めるために中国国家質量監督検験検疫総局と「韓中輸出入における化粧品の品質及び安全性に関する協力約定」を締結した。

 中国は韓国の化粧品主要貿易国であり、輸出額は2007年に9,700万ドル、2008年は1億ドル、2009年は1億2,000万ドルと徐々に増加している。今回の協力約定を通じ、両国の化粧品関連法令と規定及び基準に関する情報交換、化粧品関連検査技術、検査方法、定量限界、安全性評価分野の技術的協力等をを調整する予定である。

 韓中両国は今回の協力約定により、今後の輸出入化粧品の品質、安全性、衛生等に関する情報を交換し、双方の化粧品貿易関連問題を解決するための協議を毎年定期的に行なっていく計画である。

 KFDAは、今回の協力約定締結によって双方の品質が優秀で安全な化粧品を輸出入するための緊密な協力体系が構築されることを期待すると述べた。

参考URL: KFDAニュース 2010.10.28
http://kfda.korea.kr/gonews/branch.do?act=detailView&dataId=155695995&sectionId=p_sec_1&type=news&currPage=1&flComment=1&flReply=0