食品医薬品安全庁(KFDA)は、国民のより安全な食料確保のために、栄養管理強化、幼児用食品基準の新設、即席販売製造品目の多様化、輸入食品安全管理などを中心に2011年食品分野推進政策を発表した。
栄養管理強化のために、子ども給食管理支援センターを設置し、ファミリーレストラン栄養表示の拡大、ナトリウム低減化示範特区の運営などを推進する。栄養士が不在の子ども向け施設、幼稚園などの給食管理を支援する...
食品医薬品安全庁(KFDA)は、PPC注射の効能効果が「肝硬変による肝性脳症の補助剤」として許可されていることから、同注射を肥満治療の用途で使用することは望ましくないとし、韓医師協会、大韓病院協会をはじめとする関連団体にも使用中止及び副作用の集中モニタリングに積極的に協力するよう要請したことを明らかにした。
現在、PPC注射の肥満治療使用に関しては、十分な安全性と有効性の立証のために国内で臨床...
食品医薬品安全庁長が明らかにしたところによると、米アロウ(Arrow)社が製造した「血管閉塞カテーテル」の使用時、カテーテルが案内導管(guiding catheter introducer)に挟まり、出血、動脈損傷などの副作用をもたらす可能性があるとし、同製品を使用する医療関係者に対し使用中止を勧告する安全性書簡が配布された。
※血管閉塞カテーテル: 血管の動脈瘤(りゅう)などを治療する目的で...
食品医薬品安全庁(KFDA)は、医療用スクーターの製造・輸入業者及び重点管理対象業者を対象に、地方自治体と合同で点検を実施した。その結果、不法で部品(モーター)を変更する等、医療機技法を違反した4社を摘発し、行政措置をとった。
※医療用スクーターとは、患者や障害者が室内または道路を一定の速度で移動するために使用する電動式器具
※重点管理対象業社は、過去3年間に3回以上の違反履歴のある業者のうち、...
1. 化粧品法改正案が常任委を通過 導入から10年が経つ化粧品法が大幅に改訂した。 国会保健福祉委員会は、化粧品製造販売業の導入を骨子とした化粧品法の全般改正案を議決。同法案は法案審査小委員会の追加審議を経た後、国会本会議で処理される予定である。同法案が通った場合、化粧品記載事項に製造業者及び製造販売業者を全で表記しなくてはならず、小規模OEM企業が何らかの影響を受けることが予想される。また、業管...
食品医薬品安全庁(KFDA)は、2009年の韓国国内における食品及び食品添加物生産実績を分析を実施。その結果、食品製造産業は生産額基準で前年比10.3%成長していた。これは、2009年の国内製造業すべての生産成長率(2.8%)と比べて訳3倍の数値であり、生産量の増加と原資材価格の急騰による生産額の増加が大きな影響を及ぼしていると分析された。
2005年から2009年の5年間で、食品製造産業の年...
食品医薬品安全庁(KFDA)は、勃起不全治療剤のバイアグラ及びシアリスを韓国国内で偽造、販売した6人を検挙し、主犯の男性2人を薬事法違反の疑いで拘束した。製造現場では偽造バイアグラ等20万錠と包装機械を押収した。※現行薬事法上、医薬品を包装することも製造に含まれる。
拘束された男性は、ソウル銅雀区大方洞商店街の一角に中国製の自動包装機械(PTP)等の製造施設を設置。中国から密輸した偽造バイアグ...
食品医薬品安全庁(KFDA)は、年末年始の飲酒で健康を害することの多い会社員に向けて、容易に実践が可能な「会食席の賢明な飲酒法」を提示することを明らかにした。
忘年会をはじめとする会食が多くなる年末年始の時期、飲酒した翌日の業務に支障を出さないよう、肝臓のアルコール解毒能力を勘案して1日アルコール摂取が50gを超えないようにする必要がある。これは、換算するとビール(500cc) 2杯、またはマ...
食品医薬品安全庁(KFDA)は、小規模の業者でも短期間かつ少ない費用でHACCPを受けられるよう「小規模業者用のHACCP標準基準書」を作成することを明らかにした。今回のHACCP標準基準書は、2010年4月から義務適用品目に対する調査・研究及び実験結果等を通じてCCP(重要管理点)中心の基準を提示し、現場で活用させる。
※重要管理点(Critical Control Point: CCP) :...
食品医薬品安全庁(KFDA)の安全評価院長キム・ソンヒ氏は、過去5年間に韓国国内の医療機関に設置・申告された診断用放射線検査装置の設置現況の調査結果を発表した。※診断用放射線検査装置:疾病を診断するための装置で、内部組職や骨等を撮影するために放射線を人工的に発生させる装置
現在、韓国の医療機関に設置された同装置は6万5313台(2010年3月現在)であり、2006年の5万1133台と比較すると...