《イベントレポート》【韓国】第2回アンチエイジング・エキスポ

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2010 Anti Aging Expo 韓国・ソウル

3月26‐28日、韓国・ソウルのCOEX展示場にて韓国経済新聞が主催する第2回アンチエイジング・エキスポが開催されました。韓国国内の大手病院やクリニック、健診センター、また医薬品や健康食品業者などが出展。老化防止医学の情報、その関連先端技術と製品が一同に集められました。
会場には約2万人が訪れ、アンチエイジングの最新流行が集約された同エキスポは国家的な展示会として位置付けられます。会期中、現場で商品1000個を売り上げたメーカー(ボリョングスエンス化粧品)もありました。

 今回の展示会はアンチエイジングに対する一般の人々の関心の高さが伺えました。20~30代の若い来場者も多く、アンチエイジングの将来的な注目の高まりが感じられます。

[幹細胞が大人気]

幹細胞を利用した美容成形手術および機能性化粧品は特に注目を集めました。
最も広い展示ブースを設けたチャ病院のアンチエイジングセンター、そして大手バイオ企業のアルエンエルバイオは、双方ともに機能性化粧品を医療水準で扱う「エボセル」と「ドクタージュクル」を発表。激しい競争が繰り広げられました。

[脊椎や関節の診察を体験できるコーナーも]

チョク病院のブースでは骨密度の検査を無料で提供しました。同様の検査は通常、健康保険を適用しても2万ウォン(約1670円)の検査です。
ゴドイル病院のブースでも3日間で約500人が骨密度の検査を受け、内300人余が診療相談をするなど、診察体験は特に中高年層に人気でした。

美容歯科治療を専門とするイェ歯科では、抜けた歯と接した正常の歯を抜かずに補てつする「ヒューマンブリッジ」が来場者の注目を集めました。同院の院長によると、「若い方は歯の美白、お年寄りの方はヒューマンブリッジや老化のために摩耗した歯の復元に関する問い合わせが多い」とのことです。

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